「否定語」を使わない宿題タイム
- サポート教室かたつむり
- 2021年4月19日
- 読了時間: 2分
更新日:2021年8月25日

子どもに勉強を教えてあげたいのに、嫌がる、すぐにくじける、カンシャクを起こす!
親子のたたかいが始まって、宿題を終わらせるだけで、毎日ヘトヘト・・・
そんなことはありませんか?
学習に対して苦手感や抵抗感の強いお子様への学習支援には、「否定語」を使わないのが効果的です。
「否定語」とは、「間違い」「ダメ」「違う」「〜ない」など、否定的な意味を持った言葉のことです。
例えば・・・
「ほら、ここ、間違ってるよ」
「ここ、できてないじゃない!」
「この字はハネないとダメ!」
など、ついつい口から出てしまいやすい言葉ですよね。
でも、この「否定語」、学習に苦手感の強いお子様には、実はあまり向いていません。
「ニガテな宿題だけど、がんばってみよう」
↓
「どうにかできた。あー、疲れた」
↓
『ここ、できてないよ』
↓
「せっかくがんばったのに、ダメなんて!!!」
と、お子様の気持ちをくじいてしまうことがあるのです。

かといって、間違いだらけの宿題をそのままにするわけにはいかない・・・
そんな時に使える、「否定語」を使わない言い換え技をいくつかご紹介します!
パターン1
「ほら、ここ間違ってるよ」
↓
「わぁ、がんばったね。ここ、もう一回やってみてごらん」
パターン2
「ここ、できてないじゃない」
↓
「惜しい!あとここやったらカンペキだ!」
パターン3
「この字は、ハネないとダメ!」
↓
「やったね!この字、ハネてたらもっとかっこいいんだけどなぁ」
ポイントは、間違いを指摘する時には「否定語」を使わないこと。
また、まず初めに、がんばったことを認めてから指摘することも大切です。
ちょっとした言い方で、穏やかに宿題タイムを終えて、楽しい親子の時間が作れるといいですね!
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