「怒り」について考える①
- サポート教室かたつむり
- 2021年8月31日
- 読了時間: 2分
更新日:2021年9月24日

大人だって子どもだって、みんなが持っている身近な感情。
でも、一歩使い方を間違えれば、自分も相手も傷つけることになる・・・
そんな「怒り」について、いろんな角度から考えてみるシリーズ第1弾!
今回は、「怒り」が生まれる原因について、取り上げたいと思います。
最近、いつ怒りましたか?
私はついさっき子どもにに怒りました・・・
「こら!自分のカバンは自分で持ちなさい!」ドッカーン!!
「怒り」は役に立つ時もあるといえど、これでは良い結果にはなりません。子どもは悲しい気持ちで登園することになり、私も後悔の気持ちを引きずることになりました。
私はなぜ怒ってしまったのでしょう?
自分の気持ちを振り返ってみると、無意識のうちに思い込んでいた「〜べき」に思い当たりました。
「自分のことは自分ですべき」
私にとってこの「〜べき」は当然であり、それを子どもに求めていたのです。
しかし、子どもにとってこの「〜べき」は当然ではありません。
自分の「〜べき」を裏切られたことに、私は腹を立てていたのです。
このように、自分が無意識に持っている期待や願望、理想や価値観といったものが裏切られたとき、人は「怒り」を感じます。
例えば・・・
「宿題はおやつの前に終わらせるべき」
「子どもは親の言うことを聞くべき」
「些細なことでもお礼を言うべき」
「ママはぼくの願いを叶えるべき」
・・・など
でも、自分の「〜べき」が必ずしも正解ではありません。
自分にとって当たり前のことは、相手にとって当たり前でないかもしれません。
誰かに「怒り」を感じた時は、自分を縛っている「〜べき」を探ってみませんか?
自分の持っている「〜べき」に気づき、自分と相手の違いに気づけると、「怒り」ではない解決法が見つかるかもしれませんね!
「怒り」についていろんな角度から考えてみるシリーズ第1弾、いかがでしたでしょうか?
私は、今朝子どもに怒ってしまいましたが・・・
「こら!自分のカバンは自分で持ちなさい!」ドッカーン!!
ではなく、
「自分のことは自分でできるようになってほしいから、カバンは自分で持ってくれる?」
と、私の「〜べき」を言葉で伝えて、子どもと対話すべきだったなぁと反省しております・・・
「怒り」について知れば、自分の「怒り」とうまくつきあうことができるはず!?
第2弾では、怒りが生まれる原因について、別の角度から考えてみます。そちらも、ぜひご覧くださいね!
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